アスペルガー症候群と自閉症

アスペルガー症候群は、知的障害を伴わない高機能自閉症と診断されることがあります。高機能自閉症の症状は3歳ぐらいまでに現れ、言語の発達に遅れは見られても、知能の発達に遅れはないということです。

アスペルガー症候群も、問題とされるのはコミュニケーション能力だけのケースがあります。その場の空気を読むのが難しく、他人の気持ちを想像することができません。そのためストレートな言動をして、まわりの人を傷つけてしまうことがあるようです。

一般的な自閉症は、知的障害や学習障害を伴う場合があります。自閉症のイメージとして人と目を合わせることができなかったり、自分の殻に閉じこもる先天性の障害というのが定着しています。アスペルガー症候群の場合は、自閉症ほどの閉鎖性はなく、他人とコミュニケーションを取ろうとする意思があるケースもあります。自分の中のこだわりが強く、一方的に興味のあることを話してしまったりする傾向がある場合もあります。他人の考えを想像するのが苦手な症状が多く見受けられます。

両者を隣り同士にして比べると、まったく違った雰囲気が感じられるのではないでしょうか。しかし、アスペルガー症候群と自閉症は、自閉スペクトラム症として分類されており、セットで理解する必要がありそうです。